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一級建築士試験とは

今年はご縁があり一級建築士試験の講師をさせて頂く機会がありました。


私も昔は受験生でしたので試験にとても苦労した思い出があり、少しでも力になれればと


思い微力ながら講師を務めさせていただきました。


一級建築士試験は一次試験と二次試験があり、一次試験は学科、二次試験は製図という二つに分かれています。


二次試験は一次試験を突破しないと受けられないのですが、6時間半で図面を書き上げる一発勝負の試験です。


例年一級建築士試験の合格率は15%以下という厳しいものになってます。


受験資格が変わり、実務経験がなくても受験可能となりましたが、厳しい試験に変わりありません。


7月に学科の発表がありそれから二次試験までの間やく2ヶ月とちょっとで二次試験がクリアできるようにならなければなりません。



二次試験は一次試験と違い明確な点数が出るわけではありません。


課題文を読み、自分でエスキスし図面を時間内に仕上げなければなりません。


今は手書きで図面を書く機会もななり、図面を描く練習だけでも大変です。


かくゆう私も図面を描くスピードが遅く時間が掛かり苦労した記憶があります。


仕事をしながら勉強する時間を確保し、一発勝負にかける生徒さんの熱意に

刺激を受けながら一緒に試験に向けて、頑張れたことに感謝です。


今年の一級建築士二次試験の課題は『事務所ビル』でしが、


本番では予想外の出題もあり、結果は年末になってみないと分かりません。


良い結果が出ることを願っております。




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