先日山形でも−5度を下回る厳しい寒さがありました。
水道が凍って水が出ない経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なかなか水道が凍ってしまう経験をする機会がないですが、
−5度を下回るような厳しい寒さでは水道も凍ってしまいます。
なぜ水道が凍ってしまうのでしょうか?
建物を設計する際に凍結深度という指標があります。
これは寒冷地において地面がどれだけの深さ凍結するかを定めた指標で
建物基礎においては基礎の根入れ深さ
(基礎底面をどれだけ地表より深く入れるか)
を凍結深度以下にするように考慮する必要があります。
ちなみに山形市では凍結深度31cm(参考値)
この部分に水道管があれば、地面とともに凍ってしまう可能性があるということです。
現在では住宅などはベタ基礎が主流になっていて、建物によっては基礎まで断熱されていることもあります
こうなってくると水道が凍結する可能性もずいぶん低くなってきます。
普段はあまり気にしない水道のこと気にするいい機会かもしれませんね。
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